2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧
今週のお題「梅雨の風景」 梅雨の時期は、何となく本が読みたくなりますね。 そんな今日は、こちらの本を紹介します。 堀江敏幸さんの本は読んだことが無かったのですが、以前、早稲田文学2015春号に堀江さんが登場されていたのを見て、なんとなく読んでみた…
今週のお題「梅雨の風景」 雨が上がるのを待っていた気がする。
久々にモノの紹介です。今日は凛として時雨「Hyper Tornado Tour 2015」のライブTシャツです。 タグはこんな感じです。 Hyper Tornado Tour 2015は計2日行ってきました。今日の幕張メッセのLUNATIC FEST.にも時雨が出演していたのですが、こっちはお金が無く…
今日紹介するのは川上未映子さんの「すべての真夜中の恋人たち」です。 川上未映子さんの作品を読むのは初めてだったのですが、とても読みやすい作品でした。 特に、登場人物のセリフが哲学的であったり、力強かったりする点が特徴かと思います。 以下、印象…
今日紹介するのは、私の中でもかなり思い入れのあるこの本です。 ネットカフェ難民の状態に陥っている複数の方へのインタビューを通じて、そこに至るまでの経緯やその背景を紹介した本です。ドキュメンタリー作品の中でも、インタビューの対象となった方に寄…
今日はこちらの本を紹介します。 松本清張の、江戸時代における無宿人が主人公の小説です。 無宿人とは、現在でいうところの戸籍を持たない人のことを指します。 本文中に以下のような説明がありますので紹介します。 江戸の町内に住むには、地主、家主、五…
松本清張の「昭和史発掘5」です。 「昭和史発掘4」の最後の陸軍士官学校事件の流れを受けて、2.26事件に引継ぐような流れになっています。 なお、2.26事件は「昭和史発掘6」にも続きます。 以下、気になった事項を簡単に紹介します。 ・陸軍では陸大卒と…
前回に引き続き、今回はアトモスフィアの完結編を紹介します。 今回も内容の説明のため、帯の言葉を紹介します。 分身が殺され、死んだことになったわたしは”本人を守る会”に保護されて、いつのまにか支部長になっていた。 そんなわたしを試すかのように、世…
今日紹介するのはこちら、ハヤカワSFシリーズJコレクションの「アトモスフィア1」です。 西島大介の漫画ですが、大まかな内容の説明のため本の帯の言葉を紹介します。 ある日、わたしの分身が現れた。 わたしに何の断りもなく、世界はわたしの居場所を奪った…
今日紹介するのは青山景さんの漫画、ストロボライトです。 2009年に発売された本で、絵がとても好きです。なお、青山さんは残念ながら2011年に自ら命を絶たれています。 この作品は、主人公の浜崎の「現在」と「過去」で構成されます。 複雑で私も読み解けて…
今日紹介するのはこちらの詩集です。 10年近く前にヴィレッジ・ヴァンガードでいわゆるジャケ買いをしました。 谷郁雄さんの言葉にホンマタカシさんの写真が重なって、とても抒情的な内容になっていると思います。 余談ですが、私が写真に興味を持つきっかけ…
今日紹介するのはこちら、「京都カフェ散歩」です。 発売されたのは2009年ということで6年近く前の本になりますが、今でも読める一冊です。 内容は京都にある67のカフェを紹介した本で、私もこの本を片手にいくつかのカフェを巡りました。 文庫本サイズでコ…
今日紹介するのはこちらの本です。 「図書館戦争」シリーズや「県庁おもてなし課」などで有名なライトノベル作家さんですね。 阪急今津線の各駅を舞台とした小説で、それぞれの駅ごとに1つのストーリーが展開され、少しづつ相互に関係していたりします。 阪…
今日紹介するのはこちらの本です。 この本では、仕事で成果を上げる人であるハイパフォーマー(好業績者)の特徴を紹介した本になっています。 自分の身の回りに当てはめても納得できるようなことが多く書いてあります。 ざっくり内容を要約すると、ハイパフ…
今日は三島由紀夫の「金閣寺」です。 前に渋谷の「森の図書室」に行ったときに冒頭部分だけ読んだのですが、その後ブックオフで文庫版を買いました。360円です。 <a href="http://local.hatenablog.jp/entry/2015/05/16/220530" data-mce…
今日紹介するのはこちらの本です。 社会人になってから、大学院に行きたいと思っていた時期が自分にもありました。 2003年に発売されたやや古い本で、私はブックオフで108円で買いました。 内容は社会人大学院に通っている、あるいは卒業した方へのインタビ…
今日は、以前ブックオフで250円で買った「河童・或る阿呆の一生」を紹介します。 新潮文庫から出ているものです。 標題の2つの作品の組み合わせが良いですね。この他にも、「蜃気楼」「歯車」などを含め全6作品が収録されています。 有名な作品なので説明は…
今日紹介するのはこちらの本です。 2002年に背任と偽計業務妨害容疑で逮捕された佐藤優さんの、獄中での生活や思索を記したノンフィクション作品です。 佐藤優さんの本は好きで、10冊以上読みました。 大学院神学研究科や外交官時代の体験をバックグラウンド…
今日紹介するのは、新潮文庫から出ている奥田英朗さんの「港町食堂」です。 「空中ブランコ」、「イン・ザ・プール」などで有名な作家さんのエッセイ集です。 「高知・土佐清水篇」「五島列島篇」「宮城・牡島半島篇」「韓国・釜山篇」「日本海篇」「稚内・…
今日紹介する本はこちらです。 以前、情報科学芸術大学院大学 (IAMAS)の第13期生修了研究発表会・プロジェクト研究発表会に行ったときに、トークイベント「活動の生態系」で登壇されていた馬定延さんの本です。 著者の論文をベースにしていることもあり、…
今日紹介するのはこちらの本です。 以前にも岡田尊司さんの新書を読んだことがありますが、東京大学の文学部哲学科を中退された後、京都大学の医学部を卒業されたという異色の経歴の方です。 個人的な意見ですが、一般的に精神分析系の本は専門的な用語が多…
以前、仕事文脈vol.5を紹介したときに高知県の軍艦島マンションについて触れたのですが、今回はズバリそのマンションを紹介した本を紹介します。 著者の加賀谷さんは、大学院時代に沢田マンションに出会い、その調査の成果を修士論文にまとめられたそうです…
今日はこちらの本を紹介します。 ブックオフで100円で買いました。 「事故」と「熱い空気」の2篇が収録されています。 「事故」は純粋なミステリーです。あまり具体的な事は書きませんが、1つの事件が2つの別々の事件として取り扱われることで、真実が見えに…
今日は文春文庫から出ている「仕事漂流」を紹介します。 元は2010年に刊行された本で、2013に文庫版が出ました。 刊行時30代前後の、いわゆるロストジェネレーション世代の方8名を紹介した内容になっています。 中央省庁や都市銀行など、一般的には「勝ち組…
今回は仕事文脈vol.3を紹介します。 特集は「女と仕事」です。 全般的に好きな内容ばかりですが、特に面白かった内容を2つ紹介します。 お店をしていることが好き 山口県長門市の俵山というところで「ロバの本屋」を開いている方の記事です。 石垣島から東京…
今日紹介するのは坂口安吾の「桜の森の満開の下」です。 私は20歳ぐらいの時に読んだ記憶があります。 多分、好きな文学作品のベスト3に入っていると思います。 作品のバックグラウンドに桜があって、それが恐ろしいもの、人の心を惑わせるものとして仄めか…
今日は相原孝夫さんの「会社人生は「評判」で決まる」を紹介します。 目を引くタイトルですが、内容もタイトルを裏切らない感じだと思いました。 以下、気になった箇所を紹介します。 ・昇進昇格や重要なポジションへの登用など場面になると、業績評価とは異…
今日紹介するのはシカクイコブックス「3分、」vol.1-長沢-です。 2014年の秋に出たものですが、私はつい最近、京都の恵文社で表紙に惹かれて買いました。 あとがきによると、編集長であるsikakuicoさんが毎号、ゲスト執筆者を招いてイラスト共に紹介する文芸…
今日紹介するのはこちらのリトルプレスです。 長野県のナノグラフィカという企画編集室が作成しています。 京都のホホホ座(旧ガケ書房)で買いました。 今号の特集は善光寺ということで、内容のうち大半は善光寺に関係する写真、そして最後に少しだけ文章が…
久々にモノの紹介です。 今日紹介するのは、凛として時雨「Hyper Tornado Tour 2015」グッズのラバーバンドです。 黒と白の全2種類ですが、白い方はライブ中にTKが着けていたものだったと思います。凛として時雨グッズはまだまだたくさんありますので、追々…