日本メディアアート史/馬定延
今日紹介する本はこちらです。
以前、情報科学芸術大学院大学 (IAMAS)の第13期生修了研究発表会・プロジェクト研究発表会に行ったときに、トークイベント「活動の生態系」で登壇されていた馬定延さんの本です。
著者の論文をベースにしていることもあり、やや学術的と感じるかもしれませんが、日本のメディアアートの創世記から現在までを解説した内容になっています。
メディアアートという単語自体はかなり一般的になってきていると思いますが、まだ商業やプロモーション的な色彩を帯びており、「芸術」と呼べるものなのかと感じている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方にも是非読んでいただきたい一冊です。
企業のメセナ活動として捉えられることの多いNTTのICCや、行政との連携の事例としてIAMASの活動にも言及されています。
では、次回もお楽しみに。
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