知らないと危ない、会社の裏ルール/楠木新
楠木新さんの本が好きで、ちょくちょく読んでます。
会社員時代に人事関係業務に従事された経歴から、人事に関する本を多く出されている方です。
今日は数ヶ月前に発売された新書を紹介します。
タイトルからは何となくノウハウ本っぽい印象を受けるかもしれませんが、どちらかというと日本の組織について具体的な事例を基に分析したような内容になっていると感じます。
以下、組織で働く人間として、興味を持った箇所をいくつかピックアップします。
・社内調整や根回しは伝統的な企業に限らず存在する。
・リーダーは有能すぎず、個性がないくらいがいい。
・親子型(序列一律型)の組織においては、どちらかといえば部下に任せて自由にやらせるリーダーが評価される。
・組織内では「オシ」よりも「ヒキ」
・伝統的な大きな組織の中で昇進していく適性と、自分の個性を表に出していく性格とは相反する
興味を持たれた方は、お手に取って読まれるといいかもしれません。
では、次回もお楽しみに。